20世紀初頭に3D写真を開発したロシアの有名な作家

 レオニード・アンドレーエフの文学作品の多くが、世界文学の傑作と位置付けられている。しかし、実はアンドレーエフには文学以外にも多くの趣味があった。そしてその例の一つとして、彼は最新の科学技術を家庭に取り入れていた。そんなわけで、20世紀初頭、すでに彼の家には電気も電話も水道もあったのである。

 一方、1902年に写真に興味を持ったアンドレーエフはすぐに2台のカメラを手に入れた。1つは普通のカメラだったが、もう1つは立体写真用のカメラであった。このカメラは現在、3Dと呼ばれる立体写真を撮ることができるものである。これは、特殊なレンズを使用することで、奥行きが記録され、立体的に写すというものであったのだが、実はこの効果は特殊レンズがなくても得ることができる。1枚目の写真に顔を近づけて、それから2枚の写真が重なるように目を細めてみると・・・。

 立体的に見えましたか?

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