ロシアは数世紀にわたる石の彫刻の伝統を誇っており、ロシアの彫刻家や宝石職人は帝政時代から、世界中で称賛されていた。ここでは、国立エルミタージュ美術館のコレクションから、現代の芸術家によるユニークな作品を紹介しよう。
ウラジーミル・イリューヒン、ネコの肖像画、1995年
碧玉、カーネリアン、黒曜石、ラブラドライト、銀
ゲンナジー・プィリン、ネコのベゲモート、2000年
黒曜石、碧玉、ホワイトオパール(カホロン)、クリソライト、金、銀
ウラジーミル・イリューヒン、子ネズミ、2002年
メノウ、モリオン、銀
セルゲイ・シマンスキー、コンポジション「時間」、2007年
スモーキークオーツ、碧玉
アンナ・ノヴァ会社、コンポジション「野花のブーケ」、2009年
金、銀、宝石、ホワイトオパール(カホロン)、翡翠、アメジスト、石英
セルゲイ・ファルキン、カタツムリの「ウェーヴ」、2009年
翡翠、ファセットブラックストーン
アントン・アナニエフ、バビロンのカタツムリ、2010年
ブラジル産メノウ
アレクサンドル・レヴェンタリ、イエシュア、2011年
ウラル産碧玉
アントン・アナニエフ、コンポジション「La Fleur du Mal」(悪の花)、2012年
翡翠、黒曜石、白水晶、金、銀
ヤロスラフ・クセノフォントフ、ミハイル・コマロフ、コンポジション「鳥」、2013年
翡翠、カーネリアン、ラピスラズリ、ホワイトオパール(カホロン)、ジャンブール産玉髄、銀、シトリン、キュービックジルコニア
展覧会「現代の石の芸術」は国立エルミタージュ美術館にて7月9日から12月31日まで開催。