寒空の下の北極博物館オープンへ

2017年2月15日 イーゴリ・ロジン
 ロシア北西部のアルハンゲリスク州の国立公園「ロシアの北極」で、野外博物場「北極の生きる歴史」が今年にもオープンする。国立公園のアレクサンドル・キリーロフ園長がこれを明らかにした。
Franz Josef Land archipelago
フランツ・ヨーゼフ諸島  =ヴェラ・コスタモ/ロシア通信

 博物館ができるのは、国内北極圏のフランツ・ヨーゼフ諸島。北極海に浮かぶ島嶼群である。

 キリーロフ園長によれば、展示されるのは、ソ連発の北極基地の建築群、自動車、全地形車、航空機、インスタレーション、自然関連、人工遺物など。

 「展示される可能性があるのは、大型装軌式トラクターS-80、軍用機ANT-6A、アブルッツィ公のイタリア遠征隊(1899~1900年)がルドルフ島で、アメリカ遠征隊(1901~1902年)がアルジェル島で、それぞれ越冬した場所の関連品、多数の航空遠征の関連品」

 国立公園広報部によれば、昨年は世界40ヶ国から954人の旅行者が公園を訪れたという。

 国立公園「ロシアの北極」はロシア最北の自然保護区。面積は880万ヘクタール。国立公園はアルハンゲリスク州の2ヶ所の島嶼群、192島からなる。

 公園には、シロクマ、タイセイヨウセイウチ、ホッキョククジラ、ノヴァヤゼムリャトナカイ、ハナジロカマイルカなど、レッドデータブックに記載されている動物が生息している。

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