QS大学ランキングで上位独占

ロモノーソフ記念モスクワ国立総合大学=

ロモノーソフ記念モスクワ国立総合大学=

Lori/Legion Media撮影
 イギリスのクアクアレリ・シモンズ社(QS)の大学ランキング「欧州および中央アジアの新興国」で、モスクワ大学、ノヴォシビルスク大学、サンクトペテルブルグ大学のロシア勢が、上位を独占した。

 200位以内に入ったのは、合わせて21ヶ国の大学で、地域の最も優秀な200校が、ランクインした。そのうち、ロシアの大学は、64校で、ランクインした大学の数が二番目に多いのは、トルコ。

 

二位はノヴォシビルスク大学、三位はサンクトペテルブルグ大学

 首位は、昨年と同様、ロモノーソフ記念モスクワ国立総合大学。二位は、シベリア最大の大学であるノヴォシビルスク総合大学。三位は、昨年は五位だったサンクトペテルブルグ総合大学。

 今回で三回目を数えるこのランキングの枠は、2015年より50校多い200校に拡大された。モスクワ物理工科大学は、順位を10位から17位に落としたが、トムスク国立総合大学は、ランクが27位から20位に上がった。

 ロシアの上位三校のほか、カレル大学(チェコ)、タルトゥ大学(エストニア)、ワルシャワ大学(ポーランド)、ヤギェウォ大学(ポーランド)、ボアズィチ大学(トルコ)、その他の大学が、トップテン入りした。

 大学の質は、アカデミックな評判、雇用者の評価、教員数に対する学生数の割合、外国人の教員および学生ならびに学位を有する職員の比率、インターネット・リソースの効率、論文引用数など、9つの基準で判断される。

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