「ヨタフォン2」がMWCで高評価=プレス・フォト
試作品は今のところ、展示品としての発表にとどまっており、その技術的優位性を実感するにはまだ早い。専門家の評価もこれからになる。だが一部専門家は、すでにその外観から肯定的な反応を示している。
ロシアの大手携帯電話小売会社「スヴャズノイ」の通信マネージャーであるセルゲイ・チホノフ氏は、新製品をこう評価する。「新製品はGSM/3G対応でLTE付き。常時オンのイーインク(E-ink)画面のついた汎用端末。スマートフォンのバッテリーが減ったら、搭乗券、地図、住所や電話番号などの重要な情報をこの画面に移せば問題ない。バッテリーが完全になくなっても見ることができる」。
ヨタフォン2は第1世代から改善されたところがたくさんある。まず角が丸みを帯びたデザインになっている。追加的画面すなわちイーインクは、以前よりも機能性が充実した。音声通話を受けたり、メールを送ったりが50時間可能。つまりメインの画面を使わなくても、ほぼすべての基本機能が使えるため、電力消費量を著しく抑えることができる。両画面とも手袋をつけたままの操作が可能(アイフォン5Sにはこの機能がない)。
すべてにおいて魅力が増したヨタフォン2は今年末に発売予定。価格は今のところ不明。第1世代よりも市場で人気がでる可能性が高い。
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