エヴゲニー・アファナシエフ駐日ロシア大使=
セルゲイ・ミヘエフ撮影「正常な善隣関係は露日両国および露日両国民にとって、またアジア太平洋の情勢、解決に共同努力を要する問題の少なくない世界の情勢にとって、重要である」と、アファナシエフ大使は話した。
アファナシエフ大使はまた、この先1年、日本とロシアの接触および連絡が活発になることを強調した。「 ロシアと日本のハイレベルの接触のスケジュールはまだ確認中。安倍晋三首相をロシアの一地域への実務訪問賓客として招待することは公式に確認されている。ロシアには90地域あるため、選択肢は多い。ウラジーミル・プーチン大統領も日本に招待されている。具体的な日程は双方の合意にもとづいて調整される」。首脳会談の日程調整の際に、両国の外相が接触する可能性も排除されていないと、アファナシエフ大使は話した。
他のロシアと日本の接触として、イーゴリ・モルグロフ外務次官が東京で、日本側の代表と両国関係および国際問題について協議すると、アファナシエフ大使は話した。
「我々の非にない失われた時間を取り戻す必要がある。 ロシアと日本は隣国であり、世界有数の経済国家なのだから」
アファナシエフ大使はまた、北朝鮮をめぐる情勢についても話した。「 ロシアと日本のみならず、多くの国が、朝鮮半島の非核化が必要だということに同意している。北朝鮮の核・ミサイルプログラムは、我々の深い懸念を呼び起こす」。同時に、ロシアがこの問題と他の朝鮮半島の問題の段階的緩和および政治・外交的解決を呼びかけていることも、アファナシエフ大使は説明した。
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