対話は8つの分科会から成り、これは「安倍プラン」の8項目に対応している。フォーラムでは、具体的なプロジェクトも、また協力の全般的方向も話し合われる。
議題のなかには、以下の分野での協力がある。エネルギー、新技術、中小企業、医療、都市環境整備、人道面での協力拡大、ロシアの産業の多様化および生産性向上、ロシア極東における輸出拠点の建設。
ロシア側からの参加者としては、ロシア鉄道、電力会社「ロスセチ」、企業グループ「スムマ」、政府系のロシア開発対外経済銀行(VEB)、ロシア版シリコンバレーを目指すスコルコボ基金その他。
対露関係発展を担当する世耕経済産業相が先月訪露した際に、露日双方が30件の優先的な経済プロジェクトが定められたと発表されたが、その正確なリストは示されていない。
先に日本のマスコミは、経済協力の総額が1兆円を超える可能性があると報じているが、ロシア連邦極東開発省は、1兆ルーブル(約1兆8000億円)だと伝えている。
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