マイヤ・プリセツカヤの記念碑=
アルチョム・ゲオダキャン/タス通信11月20日、モスクワのボリショイ劇場に近い、大ドミトロフカ通りの広場で、20世紀最高のバレリーナと称えられた故マイヤ・プリセツカヤの記念碑除幕式が行われた。プリセツカヤは昨年5月に急逝、この日91回目の誕生日を迎えるはずだった。
記念碑は、彫刻家ヴィクトル・ミトロシンの手になるもので、カルメンを踊るプリセツカヤをかたどっている。カルメンは、彼女の演じた最も重要な役の一つで、これを海外公演で踊ったことがきっかけで、彼女は、フランスのファッションデザイナー、ピエール・カルダンと友情を結ぶこととなった。カルダンは「私は彼女のカルメンを見て、一目ぼれした」と語っている。
除幕式には、記念碑建立を発案した夫のロジオン・シチェドリン、プリセツカヤと交流のあった、マリインスキー劇場芸術監督で世界的指揮者のワレリー・ゲルギエフなど、多数が出席した。
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