両者は会談で、中小企業分野の協力プラットフォームを創設する覚書に調印した。
「まず祝福を申しあげたい。東京での会談の後、経済産業大臣、続いてロシア経済協力担当大臣という2つの重要な任命を受けられた。両国の関係発展に寄与する優れた専門家、プロとして世耕大臣を存じている」とウリュカエフ経済発展相は世耕露経済担当相を祝福した。
ウリュカエフ経済発展相は、日本とロシアの協力が「誠意と信頼の雰囲気の中で」発展してほしと、期待を表明した。
安倍晋三首相はウラジオストク訪問前日の9月1日、新しい閣僚ポスト「ロシア経済分野協力担当相」を政府に設け、世耕経済産業相を任命した。
「ウラジオストクに到着してから半日しかたっていないが、ウリュカエフ大臣と1年以上仕事をしているような気分。両国の首脳が、両国の経済協力に主な方向性を定めた。我々の今後の課題は、協力を具体化し、然るべき内容にすること」と世耕露経済担当相。
「昨日の首脳会議はとても内容の深い、有意義なものであったため、我々は両国の経済関係強化に向けた大きな一歩を踏んだ」と世耕露経済担当相。
覚書の調印は、安倍首相がロシア南部のソチを5月に訪問した際、ウラジーミル・プーチン大統領との会談で提示した、「8項からなる関係発展プラン」の段階の一つ。
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