副首相「日露経済協力から相互理解も」

 来日中のユーリ・トルトフネフ極東連邦管区大統領全権代表兼副首相は、日本とロシアの経済協力が相互理解の礎をつくると話した。

 トルトフネフ首相率いるロシア代表団は16日、3日間の日程で日本訪問を開始。両国の関係発展の問題が、日本の政府および経済界との会談で話し合われている。

 「私は政治ではなく、経済に従事しており、経済が相互理解、友好、協力の基礎になると考えている。両国は経済協力を発展させながら正しく前進し、日本にも、ロシアにも、利益をもたらすようになる。そして多くの問題に対する答えを与えるだろう」とトルトフネフ首相は、この訪問と経済協力全般が領土問題の解決に寄与するかとの質問に対して答えた。

 日本のマスメディアで最近報道された、クリル4島の共同開発の計画について、トルトフネフ首相は、そこに創設される「先行発展領域(TOR)」の枠組みも含めて、地域経済の発展に日本企業が参加してくれることをロシアは歓迎するだろうと述べた。

 

もっと読む:トルトフネフ副首相が来日>>

このウェブサイトはクッキーを使用している。詳細は こちらを クリックしてください。

クッキーを受け入れる