「当ブランドの独自の衣服と付属品がないなんて理解できないよ」と同社営業部のウラジーミル・ドミトリエフ部長は、「イズベスチヤ」紙に話した。
現在、アパレルのデザインに実際に取り組んでいると、ドミトリエフ部長はロシアNOWに話した。2016年10月に先行販売される予定で、その直前に発表される。
「キャタピラーやフェラーリのような巨大企業は、独自ブランドの服の販売で全体の10%の利益をあげている」とドミトリエフ部長。カラシニコフのアパレルやアクセサリーの需要は消費者の間で高まるのでは、と同社は考えている。
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ファッション市場への進出を後押ししたのは、欧米による経済制裁のようである。欧米はカラシニコフ社を、他のロシアの兵器メーカーと同様、制裁対象リストに加えている。
欧米の兵器市場での活動が制限されていることから、国内市場に転換することを余儀なくされた。現状から、このようなマーケティング方針になることは自然である。カラシニコフ社はロシア最大の自動小銃および狙撃銃のメーカーで、ロシアの小型武器生産の95%を占める。同社の民間用武器には、猟銃やスポーツ・ライフルがある。公式ウェブサイトによると、27ヶ国以上に輸出されている。
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