岸田外相「日露関係発展に弾みを与える」

 ロシア文化フェスティバルを含む様々な交流は、日露両国民の相互理解を深め、それは両国の関係発展に弾みを与える――。同フェスティバルの閉会式に際して読み上げられた岸田文雄外相のメッセージには、こう期待感が表されていた。

 「日本で開催されたロシア文化フェスティバルを含む、活発な交流により、日露両国民間の相互理解が深まり、互いにより近しくなる。そのことは、両国の関係発展にさらに大きな弾みを与えると、期待したい」。メッセージにはこう述べられていた。 

 

相互理解の深化こそが鍵

 さらに岸田外相は、フェスティバル開催が両国民間の相互理解を促す点を、再度強調した。「東京、大阪、札幌、福岡その他の都市で、多種多様な行事が行われた。私は、これらを、日露両国民間の相互理解の深化という観点から、有益なものとして歓迎する。相互理解の深まりは、二国間関係の発展に寄与する」。岸田外相のメッセージにはこう指摘されている。

 「両国の関係を深めるためには、両国民の相互理解が不可欠だ。そうした観点から日本外務省は、文化、スポーツ交流、青少年の交流などを行っている」。外相はこう結んだ。

 日本でロシア文化フェスティバルが開催されるようになってから10年目だが、岸田外相の評価によれば、この間に「フェスティバルは、恒例の行事となり、優れたロシア文化のバレエ、音楽、演劇、サーカスその他の分野を日本に紹介している」

 

記事全文(露語)

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