ウラジオ音楽フェスに14ヶ国の参加者

 第3回国際音楽祭「ウラジオストク・ロックス(V-ROX)」が28日、ロシア沿海地方ウラジオストク市で開幕した。今年のフェスティバルは、音楽、映画、講演会、クリエイティブな人々の商品を並べるテーマ別の市場「クリエイティブスポット」をひとつにしている。

 日本、韓国、中国、ロシアなどの300を超えるミュージシャンらが、ウラジオストクに集結した。

 「フェスティバルは沿岸のスポーツ港湾で8月28日から30日まで行われる。これは大規模な街の音楽創作祭、そして音楽業界と現代文化運営分野の国際会議。Vロックス2015の参加者の中には、さまざまな国の300の団体、ミュージシャン、DJ、音楽業界の関係者がいる」と主催者。

 

日本の「ラブ・サイケデリコ」も参加

 今年の注目は日本の「ラブ・サイケデリコ」、韓国の「YB」と「ロックンロール・ラジオ」、中国の「セカンド・ハンド・ローズ」、アメリカの「ハンニ・エル・カティーブ」、ベトナムの「スボイ」、ロシアの「オンザゴー」。

 「複数の舞台、バーおよびレストランのプラットフォームで、24時間フェスティバルの音楽が鳴り続ける。ウラジオストクの市民やお客さんにとって発見になるはず。フェスティバルの講演会や討論会はVロックスから外せない部分。パウラナー・ブロイハウス・ウラジオストクのサマーテラスで行われる」と主催者。

 フェスティバルでは、ウラジオストクのクリエイティブな人々や会社の商品を扱う、テーマ別の市場「クリエイティブスポット」も行われる。また、初めて映画上映会「Vロックス・シネマ」も行われる。8月30日まで、映画館「ウスリー」では、アニメ・ジャンルを中心とした日本映画13本が上映される。

 プロジェクトの主催者である、ロシアのロック・バンド「ムミー・トローリ」のリーダー、イリヤ・ラグテンコ氏は、今年、参加者の国を14ヶ国まで増やすことができたと話す。「ウラジオストクは、現代アジアと現代ヨーロッパの創造的な協調のための真のプラットフォームになる」とラグテンコ氏。

 

記事全文(露語)

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