日本の投資家がモスクワ地下鉄の改築に関心

 有限会社「日露キャピタル・グループ」が、モスクワ地下鉄フィリョーフスカヤ線の改築工事に参加する可能性がある。モスクワ市均衡建設分野監督・建設投資プロジェクト実行委員会のコンスタンチン・ティモフェエフ委員長の話として、「ロシア・セヴォドニャ」が伝えている。

 委員会には、モスクワ市の道路交通施設の建設に関心を持つ、外国企業の関係者からの連絡が増えているという。関心を持つ企業としては、トルコの企業「オダク・グループ・モスクワ・エスタ・コンストラクション」、「サンライズ・キャピタル・ハヤト・ホールディング」、「アラルコ・コントラクティング・グループ」、日本関連の「日露キャピタル・グループ」、中国の不動産開発会社「グリーンランド・グループ」などがある。

 「いくつかの企業は具体的なプロジェクトに関心を寄せている。例えば、日露キャピタル・グループは、モスクワ市と協力して、モスクワ地下鉄フィリョーフスカヤ線の改築工事に参加したいと考えている。アラルコ・コントラクティング・グループは輸送ハブと地下鉄施設の建設に関心を持っている。グリーンランド・グループと株式会社『モスインシプロエクト』は、モスインシプロエクトが運営者となる輸送ハブ建設の協力について合意した」とティモフェエフ委員長。

 フィリョーフスカヤ線の改築工事は年末までには始まる。マクシム・リクストフ輸送・道路交通インフラ整備担当副市長によると、この工事で駅のインフラ、エネルギー・システム、信号、通信が完全に新しくなるという。

 

記事全文(露語)

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