「当社はロシア市場に残る。 三菱ふそうの2015年の販売シェアが、3.5~16トンのトラックの部門で5%まで拡大することを期待している」と、同社営業部のマイケル・ケンパー部長。「ナベレジヌイェ・チェルヌイ工場のトラックの生産は今年9月に再開される」ことを明らかにした。
三菱ふそうは4月から、ロシアの不況を理由に、トラックの組み立てを休止している。昨年10月から徐々に減産し、3月末に止めた。
2009年、三菱ふそうの親会社であるドイツのダイムラーAGが、ロシアのカマズとの合弁会社「ふそうカマズ・トラックロシア」を設立。この年、タタールスタン共和国のナベレジヌイェ・チェルヌイ工場で、トラックの組み立てを開始した。2011年から2013年までの年間生産台数は1700台だったが、昨年900台への縮小を余儀なくされた。ノックダウン生産用の部品は日本から調達されていた。
ロシア・ビヨンドのニュースレター
の配信を申し込む
今週のベストストーリーを直接受信します。