はるか上空からは、スタジアムが建設されているクーペル岬が、アムール湾の水域とウラジオストクの住宅地を隔てる明るい緑色の点のように見える。スタジアムの周囲3辺は海に囲まれている。
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スタジアムを所有しているウラジオストクの海洋国立大学は当初、このスタジアムを一般開放することに消極的だった。
大学の関係者によると、現在、仕上げが行われており、ロッカー室とシャワー室の工事がまもなく完了する。
それでも、ウラジオストクのプロ・チームはすでに、ここで練習を始めている。
海洋国立大学は、近くにヨット・クラブも所有している。50年以上、若き船員のトレーニングが行われている。
スタジアムはフェスティバルにも使われる。最初の凧揚げ祭は2015年に開催された。
近くに暮らす住民は、美しい景色を目にする。
冬でも、住民は窓の外の景観を楽しむことができる。
スタジアム脇の高層マンション3棟が「エリート」と呼ばれているのは、そのためかもしれない。このマンションの価格はワン・ベッドルーム1000万ルーブル(約1900万円)~。
ここはウラジオストクを訪問する十分な理由になるかもしれない。
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