宇宙船「ソユーズ」のデザイン。珍しく署名の入っているスケッチである。バラショワの作品の大部分は極秘資料扱いだったため、匿名が普通だった。
ガリーナ・バラショワ「ドイツ建築博物館」(ドイツ・フランクフルト)は2015年6月、ロシア人建築家の珍しい企画展を開催した。どの作品も、街の通りで見かけることはない。
ドイツ建築博物館バラショワはロシアに暮らしているものの、その展示会はドイツでここ数年行われているのみだ。
ドイツ建築博物館ガリーナ・バラショワはソ連の秘密建築家。世界で最も早く宇宙船のインテリアを設計した建築家の一人。/宇宙船の模型の中のガリーナ・バラショワ
ガリーナ・バラショワドイツ建築博物館の企画展「ソ連の宇宙デザイン」は、バラショワの作品に焦点を当てている。スケッチ、図面、水彩画、宇宙ステーションの模型などを見学できる。
ガリーナ・バラショワバラショワは、まったくの前例のない白紙の状態から、技術要件を考慮に入れ、測算を行い、宇宙ステーションと宇宙船の空間をデザインしていった。/宇宙ステーション「ミール」のデザイン
ガリーナ・バラショワ1964年にS.P.コロリョフによって承認された宇宙船「ソユーズ」の居住室のインテリアは、バラショワの最初のプロジェクト。/有人宇宙船「ソユーズM」居住室のスケッチ
ガリーナ・バラショワ宇宙ステーション「ミール」のインテリアのスケッチ。内部の一部にはあえて異なる配色がなされている。宇宙飛行士が無重力状態でどこが床で天井かなどを把握できるように。
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