12月31日、ロシア中がお祝いムードになる。誰もが自宅で家族や友人と一緒にすごしたいと思うものだが、全員が自宅で新年を迎えられるわけではない。たとえば、年中無休24時間営業のコンビニ従業員は、職場に拘束される。
Aleksey Furman/RIA Novosti警察の場合、多数の人々が通りに繰り出してお互いに挨拶をするので、この日はきわめて大変な1日になる。
Valery Sharifulin/TASS花火や爆竹を伴うお祝いは危険を伴うので、消防は常に万全の態勢で臨んでいる。
PhotoXpress言うまでもなく、医師や医療従事者はリラックスしているわけにはいかない。
Yury Strelets/RIA Novosti新年の仕事が義務というより追加の収入源となっている人もいる。例えば、法人パーティーの司会役などだ。
Aleksey Philipov/TASS大晦日は、ミュージシャンにとってかき入れ時である。
Valery Sharifulin/TASS新年に会いたい人といったら誰だろう?もちろんファーザー・フロストだ(ジェド・マロースと呼ばれるロシア版のサンタクロース)。赤い(青もある)衣装をまとい、灰色のひげをつけた役者は、新年シーズンにかなりの金額を稼ぐ。
Lev Fedoseev/TASSだが、ファーザー・フロストはアシスタントの孫娘である雪娘を連れてドアの前に出現するわけにはいかない。それでは子どもたちにとっての祝日にならないし、それは大人にとっても同じであろう。
Nina Zotina/TASSモスクワ地下鉄は、毎日午前1時まで運行している。それは12月31日でも変わらない。地下鉄の従業員のおかげで、多くの人々が元旦のご馳走を食べに帰宅することができる。
Marina Lystseva/TASSパイロットにも多くの責任がかかっている。
Igor Zarembo/RIA Novosti大統領の新年の挨拶が事前に収録されていることは誰もが知っている。だが、大統領は年中無休24時間体制で働いているので、新年を働いて過ごすこのリストに大統領も追加されることも、やはり誰もが知っている。
Aleksey Nikolsky/TASSロシア・ビヨンドのニュースレター
の配信を申し込む
今週のベストストーリーを直接受信します。