両国の協力の戦略的部門は燃料・エネルギー複合体。石油・天然ガスプロジェクト「サハリン1」と「サハリン2」(日本企業の出資比率は1が30%、2が22.5%)は順調に実現されていると、ウシャコフ大統領補佐官は話した。
「独立系天然ガス生産・販売会社『ノバテク』は、日本の『日揮』および『千代田化工建設』の参加を得て、『ヤマルLNG』液化天然ガス工場を建設する。これに続くのがプロジェクト『北極LNG2』。ロスネフチとガスプロムは日本企業と、炭化水素の生産および精製に関する新たなプロジェクトの共同実施について協議している」とウシャコフ大統領補佐官。
さらに、再生可能エネルギー分野での協力が進んでおり(ロシアの水力発電最大手「ルスギドロ」の極東子会社でこの地域最大の電力供給会社「RAO東エネルギー・システム」の系列)、海底送電線「ロシア-日本」の敷設案は作成中で、「原子力の平和利用」分野でも良い展望があるという。
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