ガスプロムと三井物産がサハリン2の拡大を協議

 ロシアの天然ガス企業「ガスプロム」のアレクセイ・ミレル社長と三井物産の安永竜夫社長は、プロジェクト「サハリン2」の枠内での第三工期分の建設について協議した。

 ガスプロムの発表によれば、同社と三井物産は、プロジェクト「サハリン2」拡大の枠内での第三工期分の建設の問題を協議した。

 協力の見通しは、ガスプロムのアレクセイ・ミレル社長と三井物産の安永竜夫社長の実務協議の過程で検討された。

 「サハリン2」は、ロシアにおけるLNG(液化天然ガス)の最初で今のところ唯一の工場である。プロジェクトは、年間980万トンのLNGの生産を見込んでいたが、実際には、1040万トンを生産している。プロジェクトのオペレーターは、サハリン・エナジー社で、同社の株の保有率は、ガスプロムが51%、シェルが26,5%、三井が12.5%、三菱が10%。

 9月、ミレル氏は、三井の飯島彰己会長と4年ぶりに会談し、「サハリン2」拡大の問題も話し合った。その際、飯島氏は、プロジェクトのドキュメンテーションは今のところ用意されていないものの、プロジェクト拡大のさまざまな選択肢が協議されている、という点を指摘した。

 三井物産は、日本内外におけるあらゆる種類のエネルギー製品の開発、売買、分配、加工、ならびに財政面の活動に従事している。

 

記事全文(露語) 

このウェブサイトはクッキーを使用している。詳細は こちらを クリックしてください。

クッキーを受け入れる