「ロシースカヤ・ガゼータ(ロシア新聞)」のサイト上で、今年で7回目となるユニークなインターネット映画祭「Dubl dv@」が4月11日~22日に開催される。映画祭の目的は、様々な理由で一般に広く上映されなかったロシア映画を映画ファンに見てもらうこと。出品作品はすべて無料でオンライン上映され、48時間の間、上記サイトで目にすることができる。また、その大部分には英語の字幕が付いている。
コンペティション部門の参加作品のなかには、例えば、アレクサンドル・ミッタ監督の「シャガールとマレーヴィチ」がある。これは歴史映画で、ロシア・アヴァンギャルドの両天才がヴィテブスクで活動していた時期を描いたもの。
ほかには、悲喜劇「ある時」。これは、国際映画製作者連盟(FIAPF)欧州支部副会長を務めるレナータ・ダヴレチヤロフ監督によるもの。
青少年期を描いたアンドレイ・ザイツェフ監督の「14+」も注目。この作品は昨年、ベルリン映画祭のプログラム「ジェネレーション14+」で上映されている。
毎年、映画祭のオープニングでは、「映画芸術貢献賞」の受賞式がある。今年の受賞者は、セルゲイ・ソロヴィヨフ監督。監督は、ポスト・ソ連期の最も重要な映画の一つである「Assa」(1987年)を製作した。
*インターネット映画祭「Dubl dv@」公式サイト
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