インスタレーション「氷でできた奇跡の図書館」
=キリル・シピツィン/タス通信プロジェクトの広報担当がロシアNOWの取材に対し語ったところによれば、プロジェクトでは数週間前から特別サイトを開設し、そこで人々の夢や願いごとを募ったという。広報担当によれば「サイトはロシア語のみだったにもかかわらず、フランス、中国、カナダ、ドイツなど外国からもメッセージが届いた」とのこと。集まったすべての夢や願いごとはサイト上のインタラクティヴ・マップに掲載された上で、氷のインスタレーションに彫り刻まれた。
このプロジェクト「奇跡の図書館」は、バイカル湖の観光推進事業として毎年行われる計画。今シーズンは4月半ばまで展示されているとのこと。プロジェクトを率いるパーヴェル・サンニコフさんはこう話す。「春になれば氷の本は融けて湖へと流れていき、バイカルがその本を読むことになるわけです。刻まれていた夢や願いごとが叶うよう手助けしてくれるかもしれません」
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