世界の多くの国で記録的な人気となっている、任天堂などが開発したスマートフォン向けゲームアプリ「ポケモン・ゴー」。「世界文化の宝庫であるクレムリンを訪れる理由がポケモンになるなんて」とペスコフ大統領報道官は、クレムリンの敷地で人々がポケモンを探し始めるとしたらクレムリンとしてはどうか、との記者団の質問に答えた。
ペスコフ大統領報道官は、「クレムリンはかつてないほど開放されている。国家元首の公邸があるにもかかわらず」とつけ加え、「間違っていなければ」、このゲームはまだロシアではサービス開始になっていないはず、と述べた。
「ポケモン・ゴー」=http://www.pokemon.co.jp/
ポケモン・ゴーは今のところ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドのみでのサービスとなっているが、ユーザーの数はすでに短文投稿サイト「ツイッター」の訪問者数に匹敵しており、検索サイト「グーグル」では、検索数が「Brexit(英EU離脱)」、「新しいスターウォーズ」などを上回っている。
このゲームは拡張現実と1990年代の日本のフランチャイズを兼ね備えている。これは現実のマップに、あちこちに散らばるポケモンとその訓練場の追加的な層を重ね、職場、通り、スーパーなどで、ゲーマーにポケモンを追いかけさせるもの。位置情報から、現実世界そのものを舞台にできる。
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