待ち遠しい「スターウォーズ」新作

AP通信撮影
 アメリカ映画「スター・ウォーズ」のエピソード7の予告編が公開された。ロシア語の予告編を世界の人と同時に視聴したロシアのファンは興奮し、またなつかしがっていた。映画の公開日はロシアで12月17日、アメリカで12月18日。

 ロシア最大の検索サイト「ヤンデックス」は、配給会社「ウォルト・ディズニー」と共同で、スター・ウォーズの新作の特別プロジェクトを実施。20日にはトップページのロゴをスター・ウォーズ風に変えた。ロゴをクリックすると、新作の公式予告編が見れるようになっていた。予告編の冒頭には、新作を担当したJJエイブラムス監督が登場し、ロシアのファンに挨拶を行い、この映画の名せりふ「フォースとともにあらんことを」をロシア語で述べた。

 さて、ロシア人の反応はどのようなものだっただろうか。

 「スター・ウォーズの予告編。2015年はずっと、公開日の12月18日に意識を集中させてた。予告編が実際の映画よりもつまらないといいけど。予告編からすごすぎて!」とセルゲイ・ヤクポフさん(「フェイスブック」)。

 「寝て起きたら12月17日で、映画館にいた、なんてことにならないかな。もうこれ以上待てないもん」と@zhuravlevaさん(「ツイッター」)。

 「23歳で妻と息子もいるけど、1999年からずっとこの状態だよ(笑)今日はエピソード7の予告編を見たおかげで、子ども時代に戻った」とアントン・ナゼンツェフさん。

 「世界的に重要なこの日に事前に注意しておきたいんだけど、『スター・ウォーズ』はもう昔みたいにおもしろくないとか、出来がいまいちとか、『新たなる希望』以上の作品はあり得ないとか言ってる人は皆、嫌いになるし、アンフォローにするから」とアンドレイ・コヴァリさん。

 アメリカのクレジットカード大手「マスターカード」は、ロシアで特別なキャンペーンを始めた。エピソード7のプレミア・チケット、撮影現場めぐりの旅などを、抽選で応募者にプレゼントする。また、キャンペーンを広めるために、動画も「ユーチューブ」に投稿。P.I.チャイコフスキー・モスクワ音楽院のホールにダースベイダーがひょっこりと入ってきて、着席し、ジョン・ウィリアムズのテーマ曲を聴くと、映画のシーンが壁に投影されるというもので、10月12日に公開され、視聴数はすでに200万回をこえている。

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