「GPシリーズ、フランス杯はショートプログラムで採点」

 14日、パリの同時多発テロを受け、フランスのボルドーで開催中だったフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ、フランス杯が中止されたが、主要なスケート連盟は、既に行われていた ショートプログラム(SP)の結果により採点する案を採択した。ただし、GPファイナルに出場する可能性があり、かつフランス杯でフリープログラムを滑ることができなかった選手については、追加の機会を与えねばならないとしている。ロシアのRスポーツ紙が、情報筋の話として伝えた。

 GPシリーズ第4戦、フランス杯は、パリの同時多発テロを受けて中止された。この時点でショートプログラム(SP)は終わっていたが、国際スケート連盟(ISU)のピーター・クリック氏は、SPの結果により選手のランク付けを行うことを提案した。これが採択されると、ロシアのエリザヴェータ・トゥクタミシェワ、ペアのエフゲーニヤ・タラソワ&ウラジーミル・モロゾフ組のGPファイナル出場の可否に影響する。

 Rスポーツ通信が、情報筋の話として伝えたところによると、「ISUの委員およびフランス杯運営関係者のほとんどが、クリック氏の、SPの結果により採点する案を支持した」。ただし、ISU幹部は、GPシリーズ開催国の主要なスケート連盟の意見を聞く必要があるとの見解を示したという。

 

記事全文(露語)

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