8月1~4日、PMF2015 (パシフィック・ミュージック・フェスティバル)の芸術監督を務めるワレリー・ゲルギエフが、同音楽祭に間もなく登場。2015年チャイコフスキー 国際コンクール・ピアノ部門優勝者、ドミトリー・マスレエフと共演する。マスレエフの日本公演は初めて。
ゲルギエフが指揮するPMFオーケストラをバックに、4日連続で、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を演奏する。
8月1日は、札幌コンサートホールKitaraで、翌2日は、札幌芸術の森・野外ステージで開催。この野外コンサートは、PMFの創設者だった名指揮者、故レナード・バーンスタインに捧げられる。
3日は横浜みなとみらいホールで、4日は東京のサントリーホールで最後のコンサートが行われる。
PMFオーケストラのメンバーは、世界各地から集まった18~29歳の若手音楽家約80人。この音楽祭が始まった1990年以来、70カ国以上から3千人超の若者が参加してきた。例年、これらの参加者はまず、世界の一流オーケストラの有名な演奏家達から4週間の研修を受けたのち、PMFオーケストラ、同室内オーケストラに加わる(ソリストとして演奏することもある)。
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