モスクワに鉄道駅4駅開業案

=アレクセイ・ダニチェフ/ロシア通撮影

=アレクセイ・ダニチェフ/ロシア通撮影

モスクワで近い将来、高速鉄道用などの新たな鉄道駅が4駅建設され、これらの駅から、アドレル、サンクトペテルブルク、エカテリンブルクまで、史上最短時間で到達できるようになる可能性がある。

 モスクワで近い将来、新たな鉄道駅が4駅建設される可能性があるとイズベスチヤ紙が伝えている。何よりも高速列車の受け入れが最優先となる。時速 400キロメートルの列車が走る主な3路線は、サンクトペテルブルク行き、アドレル(ソチ)行き、エカテリンブルク(モスクワから1860キロメートル) 行きだ。

 これらの列車の速度は、現在ロシアで運行されている「サプサン」の時速160~250キロメートルの約2倍となる。実現すれば、モスクワからサン クトペテルブルクまで、わずか2~2.5時間で行けるようになる。

 

建設案を市当局に提出 

 モスクワ市建築・都市計画委員会はすでに、東部のベッドタウンのペロヴォと南部のツァリツィノにそれぞれ高速鉄道駅を1ヶ所ずつ建設する案を、モスクワ市交通局に提出した。

 ロシア鉄道の子会社「経済・交通発展研究所」輸送有望構築部のワレンチン・ムラショフ部長は、中心部から離れた場所に駅を建設するのは万人向けではないと話す。

 「仕事でモスクワに来た人がベッドタウンに到着してしまうのはあまり合理的でない。カランチョフスカヤ駅付近に新駅を建設する、またクルスク駅を大改築 するという、中心部により近い場所に設置する案もある(サドヴォエ環状道路内側)」。ムラショフ部長によると、クルスク駅の場所に、ベルリン中央駅のよう な多段式の建物が建設される可能性があるという。1段目は郊外行きの列車用、2段目は長距離列車用、3段目は高速列車用といった具合だ。

 

場所や駅の構造は未定 

もっと読む:

ロシアの広大さ実感

 また、その他にも「新モスクワ」の住人用に2駅建設する予定があるという。ロシア政府は2011年、モスクワの領域を南西方向に拡大し、市の面積を現在の2倍以上にすることを決定している。

 ムラショフ部長はこの「新モスクワ」の駅が、長距離列車用になると話す。

 「現在この場所には長距離列車用の駅が一つもない。そのため『新ロシア』の脇に あるキエフ方面とクルスク方面の路線を新しい支線でつなげ、そこにこのような駅を建設するという案がある。他の案としては、どちらの方面にも駅を建設する というのがある」。

 

元記事(露語)