日本旅行平均支出額でロシアが3位

AFP/Eastnews撮影

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日本の観光庁が発表した「平成24年の年間値の推計(暦年)」の、訪日外国人1人当たり旅行支出額(パッケージツアー参加費内訳を含む)で、ロシア人が3位に入った。

 ロシア人旅行者の平均旅行支出額は、18万5000円だった。1位はオーストラリアの19万7000円、2位は中国の18万8000円。

 同庁によると、外国人旅行者が日本で使う金額は、全体的に減少しているという。平成23年の同旅行支出額では、ロシアが1位で21万3000円、オース トラリアが2位で19万8000万円、中国が3位で18万8000円だったため、ロシアは平均2万8000円減ということになる。

 

 消費総額では中国がダントツ 1

 この支出額に旅行者数をかけて割り出す、訪日外国人旅行消費額(パッケージツアー参加費内訳を含む)、すなわち消費総額ランキングでは、中国がダントツ 1位の2688億円で、全外国人旅行者の実に4分の1を占めている。2位は台湾の1648億円、3位は韓国の1466億円だった。

 昨年の中国人旅行者の数 は、台湾や韓国よりも少ない142万9855人だったため、より消費力があるということになる。観光庁によると、訪日外国人旅行者のうち、価格の高い家電 製品や高級品を購入するのは、中国人が中心だという。

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