元米中央情報局(CIA)職員、エドワード・スノーデン氏は、ハバナ行きの飛行機には乗らなかった =ロイター通信撮影
関係筋によれば、スノーデン氏はすでにロシアを離れた可能性が高い。「スノーデン氏は多分もうロシア国外にいるだろう。別の飛行機に乗ったのかも。出国を目撃できたジャーナリストはあるまい」と同筋は付け加えた。
これに先立つ報道では、スノーデン氏は、モスクワ時間14時15分に、Dターミナルでロシア・アエロフロートSU150便に搭乗すると伝えられていた。
しかし、モスクワの治安機関筋がインターファクス通信に語ったところによると、スノーデン氏は同機に乗らなかったという。「エドワード・スノーデン氏はこの飛行機の機内にいない。同機では出発しなかった」。
「次の便でキューバ経由で南米かも」
にもかかわらず、多くのジャーナリストが同機のチケットを買い、この元米中央情報局(CIA)職員に会うために、キューバに向った。ハバナのホセ・マルティ国際空港の掲示板によると、予定到着自国は現地時間で18時45分(モスクワ時間13時45分)。
また別の関係筋がインターファクス通信に述べたところでは、スノーデン氏は次の便でラテン・アメリカに向う可能性があるが、必ずキューバを経由してだという。
「スノーデン氏はおそらく、キューバ経由の別のチケットを買ったのだろう。カラカス(ベネズエラ)行きもキト(エクアドル)行きも直行便はない。トランジット国には無制限に滞在できる」。こう関係筋は語った。
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