ボストンのテロリストはロシア出身

ロイター通信撮影

ロイター通信撮影

15日に起きたボストン・マラソンのテロ事件の容疑者の2人組は、ロシアの北カフカスの出身の兄弟だった。

 現在逃走中の一人は、ジョハル・ツァルナエフ(19歳)で、1年以上前からアメリカに住んでいるという。もう一人の容疑者は、アメリカの警察当局の発表によると、その兄のタメルラン・ツァルナエフ(26歳)で、ボストン近郊のウォータータウンで19日に起きた、警察との銃撃戦で、撃たれて死亡した。

 複数の米国のメディアは、容疑者はチェチェン人と報じているが、AP通信は、チェチェン近郊の出身としている。NBCによれば、2人の兄弟は、海外での戦闘活動の経験をもっているという。

 

ジョハル・ツァルナエフ(19歳)=AP撮影 

 

 逃走した弟を警察と軍が捜索中 

 ウォータータウンでの銃撃戦に先立ち、2人はマサチューセッツ工科大学(MIT)構内で、車両に乗った警察官を射殺し、銃撃戦の末、カージャックしてウォータータウンに逃走したが、追跡する警官と再び銃撃戦になり、容疑者の一人が死亡した。警察発表によると、その際、容疑者は爆発物を投げつけたという。

 現在、警察官数百人が、逃走した容疑者を追跡しており、捜索には軍も加わっている。市民の安全確保のため、ボストンでは、バス、地下鉄などすべての市内交通が運休し、ウォータータウンではすべての企業が休みとなり、MITとハーバード大学も休講になった。