1970年代、ソ連に宇宙船を思わせる未来的なガソリンスタンドが現れた。もっとも一般的な説によれば、1980年に開かれたモスクワオリンピックを前に建設され、またその技術は日本のものが使われているという。
ソ連の新聞によれば、最初のガソリンスタンドは日本の専門家の協力の下で建設された。日本でも人気があった、ガソリンを入れるためのホースが上から伸びてくる方式であった。
日本のガソリンスタンド
"Za Rulem" №2, 1977/pastvu.comこのガソリンスタンドが便利だったのは、好きなスタンドに近づいて、自動車のどちらからでもホースを入れることができる点であった。 もっともこのガソリンスタンドを使う機会に恵まれた数少ない人たちからは、持ち上げたホースから、襟元にガソリンがかかるという不満の声が出ていたようだが・・・。
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