ロシア科学アカデミー会員ヴァレンチン・パルモン=
報道写真パルモン氏は石油精製分野で再生可能エネルギー源と新しい触媒を開発したことを評価され、60万ドル(約6500万円)以上の賞金を受け取った。
シベリアは代替エネルギーの開発の中心地の一つになった。パルモン氏の指導のもと、木材や稲もみ殻といった植物原料から燃料を得たり、触媒反応器で太陽エネルギーを化学エネルギーに変えたりする作業が進められている。また、ディーゼルなど、自動車燃料を製造するための新世代触媒を開発、導入した。
GE賞とは、2002年にロシアの学者の提唱によって創設された、独立した国際賞。エネルギー資源の有効利用と環境安全に寄与する、エネルギー分野の優れた研究や科学技術の開発に、賞が贈られる。2013年には、日本の化学者、吉野彰氏も受賞している。
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