知られざる宇宙飛行前の様子TOP9

画像提供:Nauka-2
 国際宇宙ステーション(ISS)の長期滞在クルー、日本の油井亀美也宇宙飛行士は、先日、ロボットアームを操作して、宇宙輸送船「こうのとり」のドッキングを見事に成功させ、安倍首相とも衛星回線で交信した。今後数ヶ月にわたり油井飛行士は、「こうのとり」関係以外にも、さまざまな実験、ISSの運用、メンテナンスに充実した日程をこなしていくことになるが、宇宙生活は、実はそのはるか以前から、すでに地上で始まっていた。宇宙飛行士や関係者は出発前に何をしているのか、ISSからの最初の映像はどのようなものなのか。ロシアNOWが特集する。

  1. 乗員は必ず、出発日の二週間前に宇宙基地に来る。
 
  1. 宇宙飛行士とそのすべての随行専門家は到着後二週間、閉鎖領域で暮らす。これは観察という特別な医療条件で、その目的は宇宙飛行士の疾病防止。
 
  1. 乗員の毎日のスケジュールには、肉体的負荷や、無重力条件を部分的に復元している特別なシミュレータでのトレーニングが、多く含まれる。
 
  1. 打ち上げ12日前に、いわゆる「宇宙船調整」が行われる。この段階で、乗員は宇宙服を試着し、その質を調べる。船長とフライトエンジニアは、通信機器やナビゲーション機器も点検する。
 
  1. 宇宙船や宇宙服は、打ち上げの数ヶ月前にバイコヌール宇宙基地に運ばれる。点検や不足部分の修正のために、時間的な余裕が必ず設けられている。
 
  1. 打ち上げ1日前に、バイコヌール宇宙基地はいわゆる「静寂の日」に入る。宇宙飛行士は夜まで休息をとる。打ち上げ6時間前に、発射場に向かう。
 
  1. 出発2時間2分前ちょうどに、乗員は宇宙船に乗りこむ。心理サポート・グループはこの時、宇宙飛行士をリラックスさせるために、音楽を流す。
 
  1. 打ち上げには500人からなるチームが関わる。
 
  1. ISSまでの宇宙船飛行は約6時間。