レオーノフ飛行士宇宙遊泳50周年

50年前の1965年3月18日、ソ連のアレクセイ・レオーノフ宇宙飛行士は、世界初の宇宙遊泳を実現させた。

写真提供:ロシア通信

 宇宙船「ボスホート2号」の船外にいた時間は12分9秒。レオーノフ飛行士はこの時、危うく命を失うところであった。真空空間で宇宙服「ベルクト」が異常に膨張してしまい、宇宙船に戻ることができなかった。レオーノフ飛行士は自らの命を救うために、当時の指示を破り、宇宙服の圧力を下限ぎりぎりまでさげて、ハッチに足からではなく、頭からもぐりこんだ。

 昨年80歳を迎えたレオーノフ氏は今、宇宙で一番驚いたこととして、静けさを思い出す。「自分の心臓の鼓動がすごくはっきり聞こえた。自分の呼吸も。思考を阻むほどの静寂だった」。レオーノフ氏の呼吸音は記録され、地球に送信された。この音は後に、スタンリー・キューブリック監督のSF映画「2001年宇宙の旅」で使用された。

 レオーノフ氏はまた、初の無重力アーティストとなった。宇宙をモチーフにしたレオーノフ氏の絵画展覧会は、サンクトペテルブルクのロシア国民図書館(通称は、シチェドリン図書館または公共図書館)で16日に開幕した。