DVFU医療センターが鳥取大病院と協力

極東連邦大学医療センター=タス通信撮影

極東連邦大学医療センター=タス通信撮影

極東連邦大学医療センターのオレグ・パク所長と、鳥取大学医学部付属病院次世代高度医療推進センターの難波栄二センター長が31日、ウラジオストクにて、高度診断・治療分野の提携に関する覚書を締結した。

 どちらの施設にも外科手術支援ロボット「ダヴィンチ」がある。鳥取大学では現在、このロボットを使用した医師用教育プログラムが作成されており、極東の専門家が最初の聴講生になる可能性がある。

 極東連邦大学医療センターは7月に業務を開始したばかり。神経科、神経外科、外傷科、整形外科、内部人工器官置換科、再建外科、耳鼻咽喉科、腎泌尿器科、外科、治療科、リハビリテーション科、介入心臓科、小児科、婦人科、救急蘇生科、集中治療科の特別治療施設11施設がある。現在診療所で患者の受け入れを行いながら、入院施設用の人材も育成している。

 覚書への署名は、第18回北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミット2日目の成果となった。サミットに出席したのはロシアの沿海地方、日本の鳥取県、中国の吉林省、韓国の江原道、モンゴルのトゥブ県の代表団。

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