サハリンで貴重な出土品が続々

PhotoXPress撮影

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ロシアと日本の考古学者が、サハリン東部で共同調査を行った。

新石器時代の初期の遺物 

 古代原住民の人工遺物を真の「新石器時代の革命」と呼んだのは、今回の調査隊の隊長、サハリン国立大学科学・革新学長、また歴史学博士のアレクサンド ル・ヴァシレフスキー氏。「生活、狩り、釣りのさまざまな道具が数百点発見された。わずか10年前は、新石器時代の初期の発掘品なんて、あり得ないと考え られていたし、ほとんど知られていなかった。また1万年前の土器なんて誰も想像できなかった」。

 サハリンの考古学者と2週間共同発掘作業を行ったのは、日本の考古学者グループ。東京大学とサハリン国立大学の教授間協定にもとづいている。発掘作業が 行われたのは、サハリン島の東沿岸部に位置するドリンスク地区。

 「我々には発掘作業がうまくいく方法がある。そして隣人との共同作業も非常に重要。この時 代の研究とは、この地域の現代人の研究だ」とヴァシレフスキー氏。

 

海を渡った太古人の生活を彷彿 

 今回発見されたのは、土器の破片、尖頭器、掻器、刃物などの人工遺物(食べ残しなどの自然遺物をのぞく)。日本側代表の東京大学の福田正宏准教授は、日本での調査も含め、今後もこのような 共同調査が必ず続けられると話した。

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 「我々の土地はとても似ており、太古の文明も同じように発展した。したがって人々が海を渡り、沿岸部で漁を始めたこの時代の研究は、非常に興味深い。歴史は一つで、ここに国境はないから」。

  調査結果にもとづいて、科学的モノグラフが作成される。これ以外にもサハリンの考古学者は来年、北海道に行き、日本の考古学者とともに同様の発掘作業を行う。

 

*元記事(露語)