新たな氷河期は避けられず

写真提供: AlphaTangoBravo / Adam Baker / flickr.com

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地球は新たな氷河期を避けることはできない。こんな結論を、ロシア科学アカデミー・ウラル支部動植物生態学研究所のウラジーミル・ボグダノフ所長が、タス通信に伝えた。

 とはいっても、地球規模の氷河期がやってくるのは、数千年後だ。

 「遠い未来を予測するために、我々は環境問題を研究し、数十万年前の生活を理解しようとしている。地球ではすべてが周期的で、寒冷期と温暖期がくり返されており、現在は温暖期にある。だが過去の温暖期とは異なり、現代の温暖化の勢いは激しす ぎる。ここ100年で動物や植物がどんどん北方へと移動している」。こうボグダノフ氏は語る。

 樹木は毎年50センチメートルずつ、北部の山の頂上へとのぼり、またツンドラ地帯に移動している。

 

温暖化は少なくともあと50年続く 

 「我々の予測では、地球の環境温暖化が少なくともあと50年続く。温暖化が顕著なのは北極や山などの高緯度地帯だ」と、ロシア科学アカデミー・ウラル支部動植物生態学研究所年輪年代学実験室の室長を務める、ワレリー・マゼパ生物学博士は話す。

 研究者らは、氷河期は不可避だと考える。この周期に人間は介入できないのだ。

 「人間の活動は、地球の次の氷河期の寒さに影響を及ぼす程度。 温室蒸気がどれだけ大気を汚すかにかかっている」と、ロシア科学アカデミー・ウラル支部動植物生態学研究所古生態学実験室のパーヴェル・コシンツェフ室長 は話す。

 

元記事(露語)