「パナマ文書」、汚職と無関係

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 これは内側から国情を揺さぶる試みであり、「文書」に汚職をにおわせるものはない。プーチン大統領が見解を示した。

 プーチン大統領は「国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)」によるオフショア調査を「内側から国情を揺さぶる試み」であり、「ロシアをより従順にする」ことを目指したものと規定した。「パナマの文書」は自分とは無関係であり、そこに汚職をにおわせるようなものはない、とプーチン大統領。

 「見よ、ロシア大統領氏の某友人がいる、彼はかの地で何かしていた、多分、何か汚職に関わることだろう・・・その何か、とは何か?別に何でもないのだ」と大統領。

 調査は国際的なものであるが、ロシアに関わるところでは、中心人物となっているのは有名なチェリストでプーチン大統領の近しい友人であるセルゲイ・ロルドゥギン氏だ。 「文書」では、同氏の口座には20億ドルが入っているとされ、同氏は「オフショア帝国の領袖」「プーチンの金庫番」などと呼ばれている。

 プーチン大統領は、ロルドゥギン氏は有り金のほとんどを楽器購入に当て、それを国立の音楽学校に寄付しており、友人であることを誇りに思えるような人物だ、と述べた。ロルドゥギン氏はたしかに起業活動も行っているが「何十億ドルなんて稼いでいない」とプーチン大統領。

 4月3日、国際調査「パナマ文書」が公開された。パナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」の内部情報をもとに作成されたもので、アイスランド、英国、ウクライナ、アゼルバイジャンなどの役人によるオフショア取引の実態が明かされている。うちの一部で、12人のロシア人政治家・ビジネスマンが扱われている。

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