対北朝鮮制裁は鉄道建設阻まず

ヴィタリー・チュルキン・ロシア国連大使=

ヴィタリー・チュルキン・ロシア国連大使=

ロイター通信
 国連安保理が2日に採択した北朝鮮に対する制裁決議の影響から、ロシアは自国の経済的利益を守った。ヴィタリー・チュルキン・ロシア国連大使が、記者団にこのように話した。強化された制裁は、ロシアから北朝鮮の羅津港までの鉄道建設を阻むものではないという。

 「北朝鮮の核ミサイル開発計画とはいかなる関係もない一定の経済的利益が、我々にはある」とチュルキン国連大使。ロシア側はアメリカの代表団とさらなる協議を行い、「この経済的利益が影響を受けないよう」にできたという。

 「特に、『ロシア鉄道』のかなり規模の大きいプロジェクトである北朝鮮への鉄道建設。この鉄道を通じて、中国南部の一部地域や韓国にロシア産石炭が輸出される」と、チュルキン国連大使は説明し、このプロジェクトは「他のロシアの経済的利益と同様、守られることになった」とつけ加えた。

 

一大プロジェクト

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 ロシア極東のハサン駅から羅津港までの鉄道の改修工事は、「ロシア鉄道」と北朝鮮鉄道省の間でその協力に関する協定が結ばれた2008年10月に始まった。

 韓国の釜山港から北朝鮮を経由してロシアまでつながる朝鮮鉄道が全面開通すると、現在韓国からヨーロッパまで海上輸送されている貨物の多くをロシアのシベリア鉄道へ転向することが可能になると見込まれている。

記事全文(露語)

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