ウクライナ情勢8/7報道

Photoshot Vostock 撮影

Photoshot Vostock 撮影

ウクライナ軍の禁止弾薬使用、ラスムセンNATO事務総長のキエフ訪問、マレーシア航空777型機の事故、ロシア上空の飛行制限の話などについて報道されている。

 「コメルサント」紙は、ウクライナ軍がウクライナ南東部での戦闘活動の際に白リン弾を使用したことを、

ロシア連邦捜査委員会がつきとめたと伝えている。 

 禁止弾薬を使った攻撃、砲撃は、義勇軍ではなく、市民の建物に向かって行われたという。捜査委員会は、具体的にウクライナ軍のどの幹部が使用を命令し、誰が使ったのかについて、現在調べている。被疑者不在で起訴し、インターポールに沿った国際捜索のための時効中断措置を選択することを計画している。

 

 「独立新聞」は、北大西洋条約機構(NATO)のアナス・フォー・ラスムセン事務総長がキエフを訪れ、ウクライナ政府と協議を行うと伝えている。

 ラスムセン事務総長とウクライナ政府関係者は、9月にイギリスで開かれるNATO首脳会議の議題となる、戦略的協力計画について話し合いを行う。外交専門家によると、ウクライナのNATO加盟に関する問題は検討されていないという。

 しかしながら、アメリカ軍が軍事侵攻の可能性に対するウクライナの準備を支援するという噂が、キエフで広がっている。侵攻の可能性と見なされているのは、ウクライナ南東部へのロシア連邦平和維持軍の投入の試み。

 

 「モスコフスキー・コムソモレツ」紙は、マレーシアの新聞「ザ・ニュー・ストレイツ」がボーイング777型機の墜落原因に関する専門家の声明を掲載したことを伝えている。

 事故調査に加わっている専門家は、Su-27戦闘機が空対空ミサイルを777型旅客機に発射し、その後33mm機関砲からの砲弾で旅客機を撃破したとの見解を述べている。この見解は、対空ミサイル「ブーク」によって旅客機が撃墜されたとの説を否定するものである。

 だがウクライナのペトロ・ポロシェンコ大統領は、ボーイングの事故が発生した日に、ウクライナの航空機はドネツィク上空を飛んでいないと話している。

 

 「ヴェドモスチ」紙は、ロシアが(対ロシア経済制裁の報復措置として)

ヨーロッパの航空会社に対して飛行制限を行えば、EUもロシアの航空会社に対して同様のことを行う可能性があると伝えている。

 欧州委員会のリヒャルト・キューネル・ドイツ代表は、空域回廊が国際協定によって定められていること、ロシアが一方的に飛行制限を行えば、EUは国際裁判所に提訴できることを主張した。キューネル代表はまた、(報復に対する)報復適用の可能性を検討している。


 「ノヴァヤ・ガゼタ」は、ロシア運輸省とロシア外務省が欧米の航空会社によるシベリア上空飛行を制限あるいは禁止すると、マスメディアが報道していることについて、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相が噂にすぎないと否定したことを伝えている。

 ラブロフ外相は、ウクライナ情勢に無関係な一般市民に影響を及ぼす禁止措置を支持しない、と強調した。