Vostock-Photo撮影
日本政府は南クリル(南千島)の領土問題について、ロシア政府との活発な交渉を再開させようとしている。安倍晋三首相が衆議院予算委員会本会議において、これを明らかにした。
「ロシア政府との関係において、領土問題は大きな懸念材料だ。政治的な意思を示し、近年滞っていたこの問題の交渉を再開させるつもりだ」。また、領土の帰属問題の最終的な解決については次のように述べた。「日本とロシアの長期的な関係発展への新たなはずみとなるだろう」。
安倍首相は4月28日から30日に、公式にロシアを訪問する。日本の首相がロシアを訪れるのは10年ぶりだ。首相はロシア政府との交渉の中で、領土問題以外にも、エネルギー分野などの経済連携プロジェクトについて協議する予定だ。
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