=AP通信撮影
ロシア外務省のホームページに発表された声明は以下の通り。
「国連安全保障理事会は1月22日、北朝鮮が2012年12月12日に行ったミサイル発射に関連して、決議案第2087号を満場一致で採択した。この決議は北朝鮮が国連安全保障理事会の決議に違反したことに対する対抗措置である。決議に記載される北朝鮮への追加的な制裁措置は、核兵器と弾道ミサイルの製造計画を中止させることが目的であり、国民に必要な人道支援や経済協力は対象外である。
決議では、朝鮮半島核問題の政治・外交的解決と、それを目的とした六ヶ国協議の再開を、安全保障理事会がこれまで通り求めることが表明されている。北朝鮮に対するいかなる制裁措置も、在北朝鮮大使館の活動に負の影響を及ぼしてはならないことは、決議に明記され、またロシア代表団も強く要求しており、極めて重要である。
北朝鮮が、決議に表明されている国際社会の要求を正しく解釈し、核兵器とすべての核ミサイル開発計画を中止し、核拡散防止条約と国際原子力機関(IAEA)の保障措置に復帰し、包括的核実験禁止条約を批准するよう求める。また、情勢を緊迫させるような活動は、いかなる当事国も許容しないことを期待する。
ロシアは六ヶ国協議の関係国と協力しながら、協議再開のための条件整備の主要な手段として、世界機構および北東アジアの安全の構築に取り組む用意がある」。
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