ナルイシキン氏は、非政府組織「民間外交推進協会(FEC)」のメンバーらとのワーキング朝食会の際、「両国の首脳による次の会談は、9月初めの第2回東方経済フォーラムの際に行われる。私は、日本の首相との面会で招待を確認した」と語った。
露日関係について述べるなかで、同氏は、ロシアは「両国が関心を抱くさまざまな分野における露日関係を堅く支持している」と語り、同時に、首脳レベルのコンタクトの強化を確認した。そして、同氏は、「政治的および経済的な分野における両国関係の活発化を通して、露日関係全体のさらなる強化のための好ましい前提が、創り出されている。私たちは、この作業が継続されるよう望んでいる…。行われた会合や協議は、年末までに行われることが明らかなロシアの大統領の訪日のための好い足場を創り出している」と結んだ。
同氏は、また、非政府組織「民間外交推進協会(FEC)」のメンバーらとの会合の際、主要な政治的問題に関する両国の立場は接近した、と述べた。そして、同氏は、「露日関係の包括的発展や人為的な障壁の撤廃は、相互の信頼の醸成を無条件に目指すものである。これは、両国民の志向や希望に適うばかりでなく、アジア太平洋地域全体における安定と安全の保障の重要なファクターでもある」と結んだ。
セルゲイ・ナルイシキン氏は、「私は、両国間の協力の発展に代わる選択肢はないとの完全な理解がロシア側にも日本側にもある、と確信している」と強調した。
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