セルゲイ・シロトキン=
アルトゥル・レベデフ撮影/タス通信シロトキンがF1ルノーのテスト・ドライバーになった。F1ルノーの公式サイトで4月26日、これが伝えられた。
シロトキンは29日にも「ソチ・オートドローム」でデビューを飾る。ロシアGPのフリー走行では、レギュラーであるデンマーク人レーサーのケビン・マグヌッセンに代わり、1回目でRS16のハンドルを握る。
F1ルノーはシロトキンをジュニア・シリーズの最も才能あるドライバーの一人と評価している。GP2のデビュー・シーズンでは、イタリアの「ラパックス」チームで総合3位についている。
ダニール・クビアト(22)とは異なり、シロトキンには今のところ、F1レースシートは保証されていない。ソチのフリー走行は、今年の例外になるかもしれない。ルノーはこの出場をロシアでのモータースポーツ促進プログラムの一部とみなしているからだ。シロトキンのGP2への出場は今後も続く(2016年シーズンはフランスの「ARTグランプリ」チームから)。GP2で成功すれば、ルノーでさらなる前進も可能だと、ロシア初のF1レーサーであるヴィタリー・ペトロフは話す。「今大切なのは、GP2に集中すること。『F1』のことは考えなくていい。GP2で良い結果をだせれば、その後苦労することはない」とRスポルト紙に語った。
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