電子書籍の読者の大半は購入しているのではなく、海賊版を含めた何らかの手段で、無料で取得している。ロシア書籍連盟の会議で、「リトレス」社(ロシアおよびCIS諸国で電子書籍を販売)のセルゲイ・アヌリエフ最高責任者(CEO)が、これを伝えた。
アヌリエフCEOによると、2015年に紙の本より電子書籍のほうを好んだ人は1000万人いた。だが書籍を正式に購入している人はそのわずか5%。「残りの95%は、海賊版を含む、他の無料の手段で書籍を入手している」
近年、電子書籍の流通は拡大しており、インターネットと技術革新に熱中する傾向により、一時期増えていた、本を読まない人の割合が減った。アヌリエフCEOによると、本を読まない人の数は2012年の2730万人から2190万人まで減少したという。
*記事全文(露語)
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