サハリン州ネベリスク港域の浅瀬で11月28日に座礁したタンカー「ナデジダ」から、すべてのディーゼル燃料を抜き取った。今後は重油の抜き取りを行う。これについて、海難救助センター「ユジノサハリンスク」のスポークスマンが、タス通信に伝えた。
それによると、ナデジダには事故時、燃料が786トン積まれており、うちディーゼル燃料が426トン、重油が360トンであった。
タンカー「ナデジダ」は11月28日朝、強風により、ネベリスク港域で浅瀬に座礁した。現時点での情報によると、強風によって錨が船尾にぶつかり、その結果、タンカーの機械室に亀裂が生じた可能性がある。流出油量は現在調査中。
燃料抜き取り作業を行うため、非常事態省の隊員は3016.5立方メートルの土壌で長さ92メートルの土手道をつくった。ただ、悪天候が作業を阻んでいる。
*記事全文(露語)
ロシア・ビヨンドのニュースレター
の配信を申し込む
今週のベストストーリーを直接受信します。