ラヴロフ外相、国連記念総会のプーチン大統領演説のテーマを明かす

プーチン大統領は国連創設70周年記念の総会で演説する中で、シリア、ウクライナ危機、制裁問題について触れるほか、テロ対策におけるダブルスタンダードを退けるよう呼びかける。ラヴロフ外相が12日、第1テレビの番組「日曜時間」内のインタビューで明らかにした。

 「プーチン大統領は現代世界における最も緊急な問題に対する我々の原則的な評価を語る。そうしたものにはまず、新多極化世界の形成という客観的なプロセスをとめようとする試みから発生する体系的な問題が入る。」

 ラヴロフ外相は、「ここから万人が知っているテーマが出てくる」と延べ、その第1は「テロとの闘いであり、これはダブルスタンダードを抜きにして行なわれねばならない」と指摘した。外相はさらに、「テロリストに悪者、良い者もなく、こうした『悪い』急進主義的な考えを持つ人間と手を組み、何らかの具体的な、その場の地政学的目的の達成に作用しようなどと思うべきではない」と語った。プーチン大統領の演説の他のテーマについては、外相は「もちろん、一方的な緊急措置もそうだが、これはロシア連邦に向けられるものだけではない」と付け加えた。

 「大統領は国際経済秩序の細分問題についても語る。なぜなら現在、世界貿易機関(WTO)の枠内で国家間で経済、技術関係の新たな側面に普遍的なアプローチの保障に関する交渉が足止めをくっているからだ。また大統領はシリアやウクライナ危機などの具体的側面についても触れる。こうした危機のすべてや他の多くの問題は、多中心的世界の形成プロセスに歯止めを掛けようという試みのなかで体系的問題から発生している。」

*「Sputnik日本」より転載