ロシア鉄道の新しいトップ

オレグ・ベロゼロフ運輸次官を任命

 「ロシア鉄道」の取締役会のメンバーでロシア運輸次官であるオレグ・ベロゼロフ氏が、同社の社長に任命された。この人事については、ドミトリー・メドベージェフ首相が発表した。先に、ベロゼロフ氏は、ロシアのインフラの構造的改革の実施を提案し、ソチ五輪の輸送面の問題の処理に取り組んでいた。

 ロシアの鉄道事業体「ロシア鉄道」の取締役会のメンバーでロシア運輸次官であるオレグ・ベロゼロフ氏が、同社の社長に任命された。インターファクス通信は、これについては8月20日にロシアのドミトリー・メドベージェフ首相が発表した、と伝えている。

 ベロゼロフ氏によれば、同氏は、新たなポストで「会社の活動の効率アップの継続」に力を注ぐ。とくに、メドベージェフ首相は、「現在の経済状態の困難な指標やロシア鉄道の収入を考慮して」予算および同社の投資に注意を割くよう同氏に求めた。首相は、旅客輸送の分野におけるロシア鉄道の活動が多くの非難を呼び起こしている点を指摘し、「人々は、路線が廃止されると不満を抱くが、鉄道は、路線廃止後、赤字状態にとどまるのではなく、廃止で収益を増し、発展のための財源を得なければならない」と述べた。

ソチの交通インフラ整備で成果

  ラトヴィアのヴェンツピルス出身で45歳のベロゼロフ氏は、2009年から運輸省で働いており、2014年4月に「ロシア鉄道」の取締役会のメンバーに選ばれた。運輸次官として、同氏は、国の輸送システム発展のプログラムを主導し、このプログラムは、メドベージェフ氏によって2014年4月に承認された。2020年までの実現の全期間を通じた同プログラムの総費用は、約12兆3千億ルーブル(約22兆3500億円)で、このうちの6兆8千5百億ルーブル(約12兆4400億円)は、連邦予算から割り当てられることになっている。

  ベロゼロフ氏は、入省するまでは国内の自動車道路の修理および管理を担当する特別の機関である連邦道路局の長官を務めており、そのポストで、ソチ五輪の準備に際した輸送面の問題の処理に取り組み、同氏の指揮のもとで、長時間の渋滞を解消することを可能にした新たな主要幹線道路が市内に建設された。

 「ロシア鉄道」のウラジーミル・ヤクーニン前社長は、8月20日、ロシア議会上院(連邦会議)での活動へ移行するとして辞表を提出した。

*記事全文(露語)