ナルィシキン議長:クリミアは1991〜2014年までウクライナに併合されていた

ロシア下院(国家会議)のナルィシキン議長は23日、クリミア訪問を計画していたフランスの議員団と会談し、クリミアの多くの住民は、ウクライナに平和的に併合されていた間、異国にいると感じ、再びロシアで暮らすことを夢見ていた、と語った。

 ナルィシキン議長は、「私は、一連の状況の結果、クリミアが事実上、平和的にとはいえ、ウクライナに併合されていた1991年から2014年までの23年間の感情や暮らしについて、クリミアの人々が皆さんに正直に話すと確信している。私は、クリミアの住民の大多数が、この間、自分たちは異国にいると感じ、自分たちの歴史的な祖国であるロシアで再び暮らすことを夢見ていたことを知っている」と語った。

 ナルィシキン議長は、2014年3月以降、クリミアを4回訪れたと述べ、「私は広場や通り、公園などで人々と会った。彼らとは心で会話した」と指摘した。

 ナルィシキン議長はまた、2009年にセヴァストポリで開かれた5月9日の戦勝記念日の式典に訪れた時のことを振り返り、「私はこの町の人々の記念デモンストレーションを見た。そして私は、大勢の住民が、ロシアの国旗を持ってデモンストレーションに参加していることに驚いた。ウクライナの国旗もあったが、その大多数はロシアの国旗だった」と語った。

 また議長は、フランスの議員たちに、「私は、皆さんがクリミア訪問で受ける印象に興味を持っています」と語った。

 クリミアは、2014年3月に実施された住民投票の後、再びロシアの地域となった。住民投票では、ウクライナで発生した2月の国家クーデターの合法性を認めない住民の大多数が、ロシアの構成主体に入ることに賛成票を投じた。

 ロシアは、クリミアでの住民投票の実施について、国際法と国連憲章に合致していると強調している。

 

*「Sputnik日本」より転載