シーメンス クリミアの発電所用にタービン供給へ

「ロステック」社の子会社「テクノプロムエクスポルト」社は、クリミアに新設される発電所用の機器を、「シーメンス・ガスタービン・テクノロジーズ」社の工場から購入する。取引の一方に近い連邦政府の役人が、「ヴェドモスチ」紙に語った。

 「シーメンス・ガスタービン・テクノロジーズ」社の株式の65パーセントは、ドイツの「シーメンス」、35パーセントは、ロシアの「シロヴィエ・マシーヌィ」が保有している。

 「シーメンス・ガスタービン・テクノロジーズ」社には、出力235メガワットのガスタービンコンバインドサイクル発電設備4基が納入される。その設備のガスタービンの出力は160メガワット。

 なお、情報筋は、契約によると、新たな発電所用の機器は、クリミアではなく、クラスノダール地方のタマニに供給されると指摘している。他の情報筋によると、これは形式的なもので、制裁を回避するために、まずはタマニに送られるという。

 

*「Sputnik日本」より転載 

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